温度
梅昆布茶
海水の温度を測る
文明から放出された熱は
深海にどんどん蓄熱されている
淡水の成分を分析する
組成を組み替えるために
それでも地球は周り続ける
体内時計で逢う時間を過ごす
時計はいつか壊れてしまうから
感覚で存在を確認する
脳は誤作動もあるが
自然界の創った精密器官
AKBや乃木坂で誰がセンターをとろうと
推しメンがだれであろうとも
社会性やいろいろな決めごと
そんなものを獲得しながらいきてゆく
いつまでも保護された幼児ではいられない
その命題が追いかけてくる
単純な原理のもとに世界は動いている
生活はごちゃごちゃで収拾がつかない
アメリが食べたクリームグリュレを食べたい
味覚は成長するものらしい
幼児は味覚が発達しない段階で様々な味覚を拒否する
そういえば理由もなく嫌われた嫌った
でも結局そういった面倒くさいことが生きること
愛着があるので生きているそういったことかもしれない
いいんだ過去は過去
どっかに蹴飛ばしてそれでも
ちょっと好きだった人だけ残して
いま誰を愛していられるかが
とても大切なんだと
そういったことなんだ
自由詩
温度
Copyright
梅昆布茶
2014-09-19 22:12:52