川越にて
梅昆布茶

すぐ寝る生き物は僕だが
なかなか寝かせない生き物は君だ

指での数え方って国によって違うんだ
だから彼女の本当の歳を教えてよ

気ずくことばかりでは疲れてしまうので
きずかないことを想うように努力する

マッチ擦ってひとつ想う
空気を失い原生林を失いアンデルセンの少女を失う


現実ではないのだから
それを糧にはしないだろう

スタンダードナンバーばかりのディスコに行ったの
そんなの今あるの ねえ川越?




短歌 川越にて Copyright 梅昆布茶 2014-08-06 17:03:26
notebook Home 戻る  過去 未来