CAFE de 短歌みたいな
梅昆布茶

誰もシラナイ理由が無い
わずかな隙間を生きているような気がするんだけど

近代現代近未来
産業ロボットはやがてラインを離れて
どこへ行くの

母を殺し父も殺して最果ての
流刑の地さえも持てなくていま
生を選択する

花を摘んできみに渡した日に
世界はちょっと傾いていたとおもうんだ

たぶん有限や無限は数理ではなくてさ
きみと飲んだ割引券の生ビールだったったんだからね


自由詩 CAFE de 短歌みたいな Copyright 梅昆布茶 2014-06-14 11:17:07
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