「こころのかたち」
桐ヶ谷忍
もうこのにこやかな仮面は
皮膚と同化しているのに
剥ごうとするひとがいる
剥いだらどうなるか
わかっているだろうに
それでもそれが私の素顔だと言って
変わらずキスをしてくれるだろうか
自由詩
「こころのかたち」
Copyright
桐ヶ谷忍
2014-06-12 10:56:05