光と雲と
梅昆布茶

朝のひかりのなかで想う

どこか彼方の星でも
こんなふうに生命が
朝をむかえているのだろうか

夜の闇のなかにさえも光は在るものだ
宇宙の漆黒のなかにだって朝はあるのだろう

生命が遍満するものなら
いまあることが仮の宿りなら
それはそれでよいのだともおもう

もし朝をつくるならば
どんな光や雲で彩るだろうか

星の光で満たされた夜を
朝の光が引き継ぐように

それを言葉少なにでも
誰かに伝えられたらそれで良いのだ

あなたの紡ぐ朝が
あなたの一日をただしく整えるように

その想いが朝をそして一日を
季節を年月をかたちづくる種なのだから









自由詩 光と雲と Copyright 梅昆布茶 2014-05-18 00:33:42
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