イプシロン・シンドローム
umineko

半沢直樹というタイトルのドラマを
ようやく第4話まで見る
ていうか
詩人は見るの?見てる?ねえどおなのよ?(お姉調)
まあともかく

生きるってこんなに大変なんだよ
騙したり貶めたりお金だったりお金だったり
信じるってこんなにも大げさでとんでもないことなんだ
でも
信じてる人のほうに幸運の女神がちょっとだけ多く
微笑んでくれるならそれはそれでいいかもなあ、
つまりそれがファンタジイなのだね
ピーターパンとか貞子さんとか
ほぼ同列のナニってやつさ
これから

彼はどれだけの幸せを
手にすることになるんだろうね
そもそも
幸せってなんでしたっけね
お金?約束?全部全部失ったとき
見えてくるかもしれませんけど
なんかちょっと気が進まないので遠慮しときます
ベイベー

情熱はどんなに熱くても
たき火にさえもならないけれど
初動はもっと原始的さね
0.07秒の遅れで
発射できないイプシロン
こんな夜に発車できないなんて
(清志郎さんゴメンナサイ)

ああ
もっとシンプルに
会いたい?会おうか
今から出てる?って
そんな風に言えたらいいのに
裏切ったり疑ったり
そんなのナシで

ただ
さみしいと思ったときに
それが伝わりますように
正確に
言葉ではなく
宇宙の意思の真ん中あたり

ここにいる
ボクらのために

星のひとつも降るだろう
 
 
 


自由詩 イプシロン・シンドローム Copyright umineko 2013-09-02 02:13:58
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