トーテムポール
梅昆布茶
鳥や魚かぜや木の実 素朴な古代のおおらかさを
すっくりと立つ生命 つながる命 文脈のないうた
朝めざめるとかぜを見る 船をだせるか風向きは 朝餉のかおりが漂う
あいつを憎んでいた いわれのない感情
母から生まれた僕は いつか復讐するためにいきているのだろうか
父を殺し姉を殺し 自分だけが生き延びる意味は
タバコの自販機を蹴飛ばし毒ずいても返事なんてありはしない
トーテムポールがそしらぬ顔で立っている
かれらは祖先や日々の収穫や数々の獲物を鎮魂しながら ただ風にふかれている
自由詩
トーテムポール
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梅昆布茶
2013-09-01 17:18:13