夢見る人
梅昆布茶

僕は夢見る人が好きだ 当然僕もその種族だろう

ただ夢を見ながらも 自分と正対できたらいいと思っている

夢を見る自分を受け入れ それでも夢を夢となずける強さがあれば

毎晩暑苦しくて 真夏の夜の夢さえ なかなか訪れないが

夢を見るなら 大嫌いなあいつは そばに寄せないように

夢見る自由は 時に自分を縛りつけさいなむ そうさ心の表裏なんだもの

夢を定義しないで すべての実現しないものの大陸なんだから

ひとついえること ぼくは夢を含まない人生を 選ばないだろう

たとえそれが徒労であろうとも

そう 僕は 死ぬまで 夢の友で 

いたいと思っている




自由詩 夢見る人 Copyright 梅昆布茶 2013-08-20 15:50:36
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