朝焼の窓の休館日
朝焼彩茜色

きっと思い浮かぶ光景も景色も 今は繰り返すだけで
背景はいつも同じ中に 似たりよったり 歌っている

今は緩めの目尻を撫でながら また繰り返しを刻む いつもの事

お水にカボスを絞って透明同士が混ざるみたいに いつもの事

インスパイアの耳打ちに 今は耳栓
電子辞書は記憶の整え中 反復を倒置しながら寝言

澱みはない いつも澄んでいる
あえての休日を摂取してみるようにする カボス水を飲む

もう酷使はいい そんな過去も遥か昔に感じる

澱みはない いつも澄んでいる いつもの事

でも歌いたい


自由詩 朝焼の窓の休館日 Copyright 朝焼彩茜色 2013-08-17 22:06:07
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