片目の露骨
朝焼彩茜色
頭と心と後ろの者 散乱の言葉になれない象徴まで掘り下げることの
困難なダイヤモンドダストが滞ることなく 手を伸ばし 溢れている
ただそれだけのこと 生きを背中から知らせ 前へ倣う最前列の朧影
あいうえおの入り口から 口元と筆は 無玄の妙を含み漱ぎ冥利を象る
何もないところに生身も生命も・・・・遮断の言葉消え
・・・・・・・・・・・・繋がらないままに自然か不か サイコロが
斥力にも引力にもかからず 単身な六面体を加工し格好を装い 万華鏡を下る
露骨なさま 妨げる為の時間空間次元・・・・玄 玄 玄・・・
ただ錯乱の頭の横巻きと縦巻きと各々角度の刹那繋ぎの ただならぬ煌き否閃き
意図は下から上へ書く文字にある 左縦書きを心ゆくまで見極める 愉しむ
治める側に鎮座する献上の代物にならない されど卑下は微塵もない
ただ絵を描きたかった それだけのこと
今は絵の具を持っていない