いとしの身体器官
梅昆布茶



それは精緻に造形された官能の器官 僕は甘い夢をみている
君かどうかなんて問題じゃあないんだ その器官が好きなんだ

限りなく蠱惑するもの 熱く潤うもの 淫らな小宇宙
僕だけのマスコット 褐色のビスケット 濃厚な味わい

完全なる実在 あなたは何故にそこに在るのか
それは僕がたべるためなんだ もちろんね


自由詩 いとしの身体器官 Copyright 梅昆布茶 2013-08-13 00:10:01
notebook Home 戻る  過去 未来