ショッピングモールへ行く
梅昆布茶

しょーこ姉さんとショッピングモールへ行く
彼女の誕生日プレゼントを買いにそいでもってお昼にパスタでも食べようかって

姉さんといっても年下だが今年はダイエットするんだそうな
ジョギング ウオーキング ジム
だからトレーニングウエアをプレゼントしようと思っている
いまさら嫁に行く魂胆でもあるのかな
もちろん僕はもらわないが

昨日も遅くまで彼女とカラオケに行っていた
なんだかいちばん姉さんと遊んでいる
モトカノからも会おうっていうメールは来るが
なかなかスケジュールがあわないし

僕はこんな生活でいいのかな
気楽といえばそれまでなんだがなんだか切迫感がないなあ

家のローンを抱えてた頃はこんなことしてられなかった
土日もバイトしてたもの

今は子供たちも皆成人して養育費の負担もないし
こんな気楽でほんとにいいのだろうか

ひとりは孤独でもとても自由
ただこの代償になにを支払ってゆくのだろうか

孤独死それも怖くは無い
どうせ死ぬに決まってるんだもの

いまは世間や他人の干渉が嫌だと思っている
わがままになったのだろうか

でも必要なときに誰か居て欲しいという想いは変わらないのだ

歳を経るにつれ人間ってわがままになってゆくものだな
そう僕も立派な頑固爺になりたいとおもっている






自由詩 ショッピングモールへ行く Copyright 梅昆布茶 2013-08-04 09:42:37
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