人生を線に例えると
梅昆布茶

人生は線分上にあるって誰かが言ってた
僕は線分の上で踊るバレリーナ ちょっとすね毛が醜いが歌だって歌えるさ

発酵した愛なんても〜沢山なんだ 純粋な惑星に住みたいんだ ポパイとオリーブみたいにね
僕って不幸な奴なんだ だから歌うんだ 子犬の歌を 星や銀河に関する歌を 君の歌を

僕は何処へも行かない この線分上でルーリードの詩を読む
リルケやボードレールや寺山修司の影響を受けながら生きて行くんだ

浜松町の駅は夜中はとても静かで素敵なところだ 逢引にはちょうど良い
も〜僕は恋愛はしないさ 君なんて好きじゃあないさ もちろん大嘘だがね

僕は君のえくぼをこよなく愛している そう自分でも怖いぐらいにね
だからあまり笑わないで欲しいんだ 僕のつまらない冗談がどんなに愉快でもね

詩は詩人ばかりがかくものではないさ 日常は詩で埋まっている
それを取り出せば良いだけなんだ 即席ラーメンみたいなもんさ

お湯を入れて三分 それでこの詩の出来上がりさ





自由詩 人生を線に例えると Copyright 梅昆布茶 2013-07-08 00:20:41
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