調整中
梅昆布茶
人生において僕は様々な役を求められて来た今もね
もちろん卒なくこなせる人間ではもちろんないその対極だろう
何かと何かをアジャストすることで随分磨り減ってしまった感性を想う
アウトサイダーになれない落伍者は疎外感を言葉にする
僕に詩があるとすればそんなことだろう
でもね詩は大切な血流だとも思っているんだ
枯れ果てても一編の詩を歌を伝えられる様に
そんな生き様でいいと思っている
たぶんその時点で誰にも必要なものは違うんだ
同年代でも友達でも異世代でも異邦人でもそれはあたりまえのことさ
僕達は価値観よりも幅をもちたいとねがうんだ
上っ面な個性なんてあまり好きじゃないしね
いいんだと思うそれで
僕だっていつもね調整中だし
チューニングして生きてゆく
その中から何かをもらってゆく
社会も世界も君も僕も
世界の看板は
調整中
自由詩
調整中
Copyright
梅昆布茶
2013-06-01 19:44:04