風のエトランジェ
梅昆布茶



遠くやって来た風が吹いていた涙が流れた
言葉を失ってさまよっていた時は流れて君に会えない
僕は風の中の塵涙が流れる君は遠い思い出
世界は今日も廻ってゆく音もなくね

時間はなんのためにあるの君と僕を隔てるため
すべては流転してゆく君も僕もあの日の記憶がよぎる
僕はエトランジェ孤独と哀しみだけを友に生きる

遠くやって来た風が吹いていた涙が流れた
愛を失ってさまよっていた過ぎ去った時を思う

君の香りを覚えている僕はエトランジェ
風のエトランジェさ


自由詩 風のエトランジェ Copyright 梅昆布茶 2013-05-30 18:19:29
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