草原の輝き
梅昆布茶
朝露に濡れた草原を君と散策する大好きな時間は
僕の全細胞が君の存在を希求しているって感じるのさ
ブナの森は大地にしっかりと根づいて空に伸び上がっていてそして悠久を湛えているんだ
朝靄が僕らの体にしっとりと心地良く絡みついてくるのが嬉しいんだとてもね
僕達はすべてを選択できる気がするんだ選択肢は無限だってねそうだろう
花が花であるように君は君でいいんだそのものでいいんだと思うんだ
草原が輝くように僕等も輝くことさそれが生きるってことだ
約束事なんてねないんだから自由にやるさ君の息の通う所こそが世界なんだからね
君が世界を忘れたって世界は君を忘れはしないさ君が世界の中心なのだもの
搾りたてのオレンジジュースのような世界は僕らのなかで呼吸しているんだもの
太陽十個ぶんの命が燃えさかっているわけさそして恋をするんだまるで
大地と空がひきあうようにね
きょうも草原は輝いているんだもの
自由詩
草原の輝き
Copyright
梅昆布茶
2013-05-20 09:10:31