哀しみの法則
梅昆布茶
恋ってとおいおとぎ話だってずっとおもってた
まるで車輪の錆び付いた自転車のように前にすすまないんだ
ほかの世界のことさぼくなんてとどかないことさ
カモメのジョナサンにでもならなければね
ぼくはしがないドライバーにすぎないいつも同じ道をはしるだけ
だれもぼくに興味なんてないさただのドライバーだもの
オンザロードぼくは孤独だったいつも太陽が眩しくて眼をほそめていた
遠い国からの荷物だって運ぶが自分の荷物なんてなにもなかったんだから
人生はひっそり生きるものだと思っていたでも違うのかも知れない
こころのベルがなったみたいだ光が透き通る時はあるんだなっておもう
哀しみの法則はいつか一筋の水脈にたどりつくさそれは輝きや
慈しみやなにげない日常を照らすもの
あきらめではないこころの芯を追う哀しみを糧にね
そうこれからもオンザロード変わらないさでもね
光を見ることをおぼえたんだきっと
いままでちょっと眩しかったひかりをね
そうちょっと光がわかったから
自由詩
哀しみの法則
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梅昆布茶
2013-05-10 01:13:56