感性の幹
梅昆布茶
止まらない世界は僕らを圧迫する
時間は切り刻まれて疲れている
それでも安息を求めてやまない魂は
慰安の色をさがす
世界を認識し感じるのはこの皮膚
本当は政治や経済で色分けされた世界なんて
納得はしていないんだ
ただその違和感を指摘してゆく為には
感性を鍛えなければならないのだろう
学問や教養も大事だが
それを受け止める幹がほしいとおもっているんだ
ねじ伏せられた個が
どういう風に息を吹き返すべきか考える
それは人が徒労でなく生きること
きちんとした光の中で前を向けること
だから感性の幹を作ってゆく
そんなふうに生きている
自由詩
感性の幹
Copyright
梅昆布茶
2013-04-14 03:36:24