遊女
梅昆布茶
遊女
太夫という名のあるいは
花魁という名の華があった
ほぼ大名や貴族あるいは富商といった上層の遊びであったらしい
歴史的考証は別にして
要するにスナックのねーちゃんだと思っている
ただしとても技芸教養優れた超上玉なんだね
恋人という役割があってロールプレイングゲームのクイーン
東大の上野千鶴子先生だったら一日中ジェンダー論を聴かされそうだが
幸いにして僕の彼女は今のところ素直でいい娘だ
ひねくれ者の僕に付き合ってくれるんだもの
それ以上の上玉はいないさ
以前小林君がいったこと
俺を選んでくれた事で彼女には感謝以外には何も無いって
坂本君がくれたアドバイスは
だれがあんたを大切にしてくれるかよく考えろよ
そういう彼もちょい好きだった彼女との浮気がばれてえらい事だったのだが
サルトルやニーチェはよくわからないが
彼らのいうことは
みにしみてよく分かるのだ
これからも僕はそんな哲学を学びながら
生きてゆくのかと思うのだ
自由詩
遊女
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梅昆布茶
2012-12-10 14:09:06