フォーム スタイル モード
梅昆布茶

たまたま進化考古学という謳い文句の本で
出会った言葉

物の形の変化を三つのレベルで示している

時代地域を超えて普遍かつ不変な要素をフォーム

スタイルとはフォームの機能を満たしながらも
時代や地域で社会の要請を反映しながら
変化してゆくもの

モードとは全体像を崩さないままの微細な変化

過去の人間の造型を詩や文学も含めて
それを
認知心理学的側面から

美を人はどう認識醸成してきたのかってこと

哲学は最終回は何を売りにするのか
人から離れて常に発酵し続ける人間を
捉え切れないこと

僕は多分美学も大昔單位落としたような記憶はあるが
社会と乖離した美は無いと思っている
意味を与えるもの
その別名が何であっても
それは美しいと思えるのだ

それは庶民のそばにいなければならない
それができないことは
怠慢という
自己正当化だと思っている

社会学の大好きなブログを見ると
自明性を疑う事が学的基本みたいだ

もちろん僕たちはいつも枠組み
スキームと言うらしいが
一つのまとまったモジュールというらしい
まとまった單位のなかだけで計られる平民で
僕は有りたい



自由詩 フォーム スタイル モード Copyright 梅昆布茶 2012-12-04 22:50:18
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