あっけないさよなら
kauzak
軽く手を振るでもなく
また明日
会うかのように分かれる
これまでと変わらない
一日の終わり
違うのは
明日からは此処にはもう
来ないということ
それでいいと思った
夕暮れの空が
鮮やかに発色していた
自由詩
あっけないさよなら
Copyright
kauzak
2012-09-09 22:48:40縦