君と夢見た夢の終わりに
只野亜峰
恋の炎もいずれは消える
愛も泉もいずれは枯れる
枯れるだけならまだいいが
時にはそこに濁りきった泥水を注いでいかなければならない
そうして出来た泥水に二人で肩までつかりきって
昔の事など語らいながら緩やかに朽ちていけたなら
それを幸せと名づけようと思う
自由詩
君と夢見た夢の終わりに
Copyright
只野亜峰
2012-06-22 11:13:37