はなみずき
梅昆布茶
ぼくは7にんの子供を持つろくでなしだ
僕の精子は世界中の女の子のパンティに染みをつける狂気なのだよ
いつもアウトサイダ−だったしヒーローは似合わないみたい
缶けりの鬼はいつも僕
誰もいない夕方の裏通りを泣きながらだれかを捜しているのだね
人間失格をよんで寺山修司を愛していたのはずいぶん昔のことさ
今はっていうとやまてどおりをスクランブルする魂なのだね
宗教もないしあばずれと遊ぶ羊なのさ
夜は明けてゆく僕とは関係なしにね
そらをおしあげて僕がいきれますように
僕じゃない誰かを愛してるきみが成就できますように
はなみずきのように美しく咲けますように
自由詩
はなみずき
Copyright
梅昆布茶
2012-02-17 02:10:54