Dgs
吉岡ペペロ
どうせひとりじゃないから
ひとりぼっちだと楽しい
どうせひとりぼっちだから
大切なひとがいるだけで寂しい
さだめと打って宿命の変換を探していたらDgsが出てきた
存在というものに病も健康もほんとうはないんだ
でもぼくらは<普通>という半分洗脳されたような判断基準で
存在というものを病だとか健康だとかいう枠にはめ込もうとする
その行為というか意識の発動はなにかの宇宙のものまねなんだ
宿命はある
出会いのすべてが宿命だから
出会いという宿命に気づけただけ「僕らはとってもマシなんだ」
「僕らはとっても幸福なんだ」と書けないのは
この幸福という観念こそ
<普通>という半分洗脳されたような判断基準の捏造のように思えるから
でもこの幸福ってやつも
なにかの宇宙のものまねなんだと思っている
さだめと打って宿命の変換を探していたらDgsが出てきた
Dgsに本気で突っ込んでゆけば僕らは孤独を手にすることができる
どうせひとりじゃないから
ひとりぼっちだと楽しい
どうせひとりぼっちだから
大切なひとがいるだけで寂しい