ミロのビーナスは

両腕で僕を抱き締めようとして

両腕をきりおとされた

あの黄色い満月は

巨人が少しづつ月を食べて

そして初めて三日月になった

あの太陽は好きな人と目があってしまったから

あんなにもはずかしそうに

顔を赤くしている

座敷わらしは幸運をもらたすのではなく

明日も頑張ってとただ応援するだけ

夜皆がみる夢は

その場凌ぎの快楽ではなく

一人に付き一つてにいれる

自分が神になれる権利

ひまわりが雨の日うつ向くのは

世界経済がよくないから

雪が冷たいのは

雪女が挫折してくじけそうになり流した涙だから

心があるのは

何故だろう？

人が生きそして死ぬのは

神様のわがままのせいで

新鮮さを欲しいからといっては

簡単に人をあやめている

そう誰もしらないお話が

世界の本当の真実