女川
真山義一郎

早いもので
もう
師走ですなあ
スキンヘッドに眉剃った
袈裟着た師が
猛ダッシュで
次々と
どぶに落ちますわなあ

ところで、わたくし
二十歳で童貞を失ってというもの
女川を流れてきました
ぬるぬるとろとろした
流れでありました

それから十五年
ほとんど、女の方に食わしていただくという
いわゆる
ヒモ

さあ、どうぞ
軽蔑してくんなはれ

ごぼう天うどん食べてますから
つるつる
つるつる

それでまあ
世間の荒波は避けてきましたが
女川の流れに乗るのも
ある種、つらつらつらいいいい
ものであります

まず、
発散というものが
ありません
ので
パチンコにはまったりするのですが
一日に十万儲けて
次の日に
二十万失うという
やはり
なんてーの
喪失感?
やりきれないよね

いやね、女の方には
感謝しております

ねぇ

このご時世に
屋根のあるところで生活させていただき
おまんままでいただいて
生かしていただいて

でもでも
ざっぱーん
ところてんが大量に
流れていきませんでした?

まあ、それで
行き着いた先が
座敷牢ですよ
廃人ですよ
早い話

アルコールやら
クスリ
自殺未遂などで
脳みそは半分以上
擦り切れています

ああ
もう、漫画も読めん
行灯だ
昼行灯

そこで
城に向かうことにしたKは
理不尽な目に遭うわけですな
しかし、カフカの登場人物の特色としては

ああ
お花がきれい

というわけで
人生は発散ですよ
要するに
肝要なのは


カルタをはじめました
元旦に向けて

ひとりカルタ祭り

理不尽







自由詩 女川 Copyright 真山義一郎 2010-12-04 03:13:06縦
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