あなたは佇み夕暮れにそまる
いくつものさみしさをひき連れて
わたしの小さく唄うそばに
音階にあらがう術もなくしなだれている(ottava bassa)
こもった声をしずかに聴きながら
わたしの音楽を黙ってうけとめる