セツナイロ
相羽 柚希

昼と夜がひっくり返って今宵も私独り
寂しさ押し込めてるんです。
締め付ける胸の苦しさにもがいてるんです。
高まる拍動は早鐘
ウェディングのベルみたいに、HAPPYだったらいいのにね

昼と夜がひっくり返って今宵も私独りなんで
寂しさ高まり吐き出せないんです。
咽ぶ鳴咽を夜が染めていくんです。

深い青に溺れてく
沈むシーツに鋭い爪立て
抵抗してみんの、バカみたいでしょ
そんな、そんな私なんです。

月影に反射する深い青に溺れてく
熱失って冷めたみたいな
それは、それはセツナイロのようです。


自由詩 セツナイロ Copyright 相羽 柚希 2010-10-25 04:18:05
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