温もり
黒猫
あの日別れ話をした駅のホーム
周りの目も気にせずに流し続けた涙
声にもならなかった最後の叫び
貴方の去った後
貴方はもうここには戻ってくることはなくて
あなたが居たこと全てが夢みたいにおもえた
だけどあなたが座っていたお隣の椅子には
確かにあなたの温もりが残っていて
その温もりがわたしを現実に引き戻す
忘れるから
ちゃんと忘れるから
どうかこの温もりが消えるまでの間だけ
貴方を好きでいさせてください
携帯写真+詩
温もり
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黒猫
2010-10-01 20:49:01