七月
はるな


汗ばんでためらう肌の距離をよみ 計らうようにつよい夕立

ため息を晴天に変え 風鈴のちらりと鳴れば緑濃く揺れ

ひと筋の汗がもたらす扇動に僕の背中は夏より暑く



短歌 七月 Copyright はるな 2010-07-18 15:04:13
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ちりぬるを