白百合
あおば

               100619




きりきりと袋掛けする童かな
見てきたような景色を作ると
桃の季節が近づいて来る
蒸し暑い空のもと
白百合が鷹揚に咲き
散らかった草むらを喜ばす
なんだかなぁと思いながら
シャッターを押す人を見ている









自由詩 白百合 Copyright あおば 2010-06-19 12:00:58
notebook Home 戻る  過去 未来