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FUBAR

三角柱の一面は
相変わらずでしゃばっている
白も
相変わらず踊っている

思いきり
死んでしまうほど長く見あげているうちに
目覚ましは鳴りやんだ

かつて
足りないと思っていた美しい細君
朝に祝福されながら
身をかすかにのりだして
伸びをする

ずっと昔
まだ少女だったころをよく知っている
まだ少女だったころをよく覚えている
朝が冷たいことを分かっている


自由詩 下に Copyright FUBAR 2010-04-16 09:01:41
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