エセトシンゼンビ
ぽこぽこへッへ

今日もまた自ら雲海にダイブ
破戒の名人または根性無し
破瓜した子が墓に入る
殺人的快楽、結晶になる
この世は蛆も湧きに湧き
ハードスペックなモード、達観の幹
から千匹超の大蛇とガンジャ
暴れるアバランチ、ヒステリックなフォグ
に紛れる狼の群れ、ところどころ白銀の流星になる
舞う、女が脇目も振らず、枯れた落葉のように舞う
曖昧な音程、あ、いい!まあ、いい!ナオンって
僕はしんと沈む。僕は扉を開けてしまったんだ。
そこには、しんと沈む僕が座る。
ネオン街を通り過ぎた感覚。
路地裏の角吹いてく風で出来た鍵を使って。
くだらない思いに駆り立てられて招き入れられた。
リズムだったころの記憶に、意味をあてがう野暮を許して。
衛星に乗った神様たち。時間だって昔は無かったんだから。
そば粉代わりに心臓使って捏ねる、それを庭に埋める。
セブンスターライトメンソールを吸う。
メントールで出来た砂漠に吸い取られていく水分!
そして、似非と真善美。


自由詩 エセトシンゼンビ Copyright ぽこぽこへッへ 2010-04-09 20:41:35
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