スポットライト
こめ

隠れキャラは見付かるまでずっと隠れていた

錆び付いた針金で檻をつくったよ

けれど錆びていたからすぐに壊れてしまって

それは檻と呼ぶには理解出来ないものになっていた

鋼のハートを手にいれたら

心が冷たくなった

毎日毎日働いて学んで奏でている

そんな生活が辛くても充実していて

僕はまた明日に備えて眠るのだった

結末はいわなくていい

自分の瞳で確かめるから

だからずっと永遠に続く夢への道を

今日も飽きずに歩いた

この世界に僕が必要なのか

不必要なのか

それを確かめに行くために

僕は今日もスポットライトのしたで

奏でて続けた

いつか貴方の胸に届くようにと

願いながらまた新しい曲をつくったよ

独り言は嫌だよ

ちゃんと貴方の耳まで届いてと

そう叫び今日も相棒と共に

道をあるきだした



自由詩 スポットライト Copyright こめ 2009-12-10 00:39:50
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