不感傷
第4ビル
一人の、
永遠を殺した、
1900年生まれの永遠を、
一人残らず殺した秒針が、
また泣いちまう、
一秒、
駆け抜ける間に見えなかった事実が、
結果的には、必要だった、
今日死んでいく人が見えた、
ひっそりと永遠に点滅する、
余白がありすぎる、
できればもう一度
思い切り泣いてから死にてえ
自由詩
不感傷
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第4ビル
2009-11-11 01:27:33