ショートレビュー・サンデー 11
露崎

 このあいだハロウィンだったので、ロブ・ゾンビ監督の「ハロウィン」を見た。
スラッシャー映画というのは、血しぶきを見ながら、ころせー!と心のなかでさけ
びつつ鑑賞するのが正しい見方なのでは。とおもいます。なにより、監督の名前が
いいですよね。ゾンビ。こういう徹底した姿勢というのは胸を打つものがあるとお
もった(ちなみに監督の奥さんもシェリー・ムーン・ゾンビという名前で出演して
いるらしい。かっこいい)




 うずく、まる。 / 夏嶋 真子さん
 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=193861

 うずくまる。というひとつのモチーフから話をひろげていくところが発想の豊か
さを感じてよかった。何より「うずく」で区切ることを思いついたことにアイデア
があって、そういう光るポイントがひとつでもあると詩はおもしろくなるのだなと
つくづくおもう。部分部分、感情をのせきれない面があるにはあるのですが、うず
くまる、丸くなるという身体感覚には、はっとさせられました。



散文(批評随筆小説等) ショートレビュー・サンデー 11 Copyright 露崎 2009-11-09 12:11:14
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