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キョウコ

きみを愛しいと思えたとき、きっと私は死にたいのだろう

私が死にたいと思えたとき、きっと未来はちっぽけなのだろう

未来がちっぽけだとわかったとき、きっと音人は歌うことをやめないだろう

音人が絶え間なく歌っているとき、きっと私は涙を流すだろう

私が涙を流すとき、きっと儚い夢を見てるのだろう

儚い夢の中にいるとき、きっと私はきみに出会うだろう

きみに出会ったとき、きっと私は祈るだろう

私が祈ったとき、世界は終わるだろう

世界が終わったとき、きっと私は死ねるだろう

私が死んだとき、きっときみは世界を愛すだろう

きみが世界を愛すとき、きっと私は笑うだろう

私が笑うとき、きっとその世界は存在したのだろう

世界が存在したとき、きっと君を愛しいと思うのだろう


自由詩 Re; Copyright キョウコ 2009-10-21 00:04:25
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