氷山は色の中の僕に
番田 


不思議な国に
自分を 真っ赤に手にする
生ぬるい 触れたものの
薄い緑してくる 僕自身は感覚にあるのだろうか

しかし 指紋の中が
コーラだろうか 氷の何かには
肌ではない 映っている缶も その
充血の森には もちろん アメリカではある
俺自身 

キリマンジャロ山の指先は
デッキを拒みもしたし 受け入れもした
じつに仕方なく
食べるものだった ピア21という彼方で
巨大な食事をしたっけ

女は
そして ジョージアに食べたっけ
ピザは 薄かった どこまでも
氷山の色を 困って 通路を流れていった



自由詩 氷山は色の中の僕に Copyright 番田  2009-10-20 00:36:50縦
notebook Home 戻る