てばさ
蒼木りん

秋刀魚のはらわたの味を思い出し

それはやはり

新米ではなく一年置いた白米ご飯

ほくほくと温かい甘みを堪能

秋刀魚の皮は青銀色に光るけれど

焼くと金色も加わる箔になる


銀色はトタン屋根

塗装のあとは

土の上に銀の雫が落ちている

トタン屋根は雨が降ると

トン タン トタ トタン トタン パタ パタ パタ パタ...

と音がする


トムとジェリ−の

ジェリーのすきそうなチーズを食べてみる

穴ぼこ

賢い奴はそれなりにずっとつつがなくいくだろう

マヌケな奴は一度ぐらい勝ってほしいものだ

けれどどんでん返しは今回もない


私の自立は出張しているらしい

ご名答

失調だ

それに自立じゃなくて自律だし

目星はついている(どこ?どこ?どこ?どこについてる?)

どうせたばこと睡眠不足とストレスが犯人だろうよ(なんだ..つまんねぇ)


やめられないとまらないやめるつもりもない

トゥル トゥル トゥル

でてくる言葉

なんだこれ

だから

呟きだってばさ てばさ 手羽先 つばさき


やっぱり

手羽先でいい

洒落た名前は付けるな




未詩・独白 てばさ Copyright 蒼木りん 2004-09-12 23:06:36
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