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ずっと前から見つめていた とても大きくて立派な扉
ノックして跳ね返った音に 鮮やかな景色を思い浮かべていた
だけどいつからか知ってしまった 空想の向こう現実の世界
伸ばした手を静かに下ろして ドアの前に立ち尽くしていた

重たいのは扉の方じゃないよ
力を入れなきゃ動くはずないだろう

さぁ隙間からはこぼれる光 ドアの向こうには輝く世界
少しだけ勇気を出せたなら あとはいくらでもなんとでもなるよ
理想とは少し違っても それが選んだ道なんだよ
歩き続けなきゃ見えないよ 描いた夢の本当の姿



努力なんて言葉は嫌いさ 頑張れなんて言われたくないな
果てしなく広がる大空さえも ただの青い壁に見えてしまった

つまづかないように歩いてきたんだ
立ち上がる強さも覚えないままで

さぁ冷たいノブを握り締めて 目の前の扉蹴破るんだよ
考える前に進みなよ あとはいくらでもなんとでもなるよ
憧れが姿を変えても 君の意思は変わらないだろう
笑えない日々が積み重なって やっと未来へと届くんだよ



出口じゃないんだよ 入口なんだよ
道なら先にも沢山あるんだよ
引いたり押したりを繰り返すんだよ
鍵なんて最初からないんだよ

諦められないのはもしかしたら 一つの弱さなのかもしれないな
逃げるための夢なんていらないよ 扉を開けたら次はどうするの?

さぁ隙間からはこぼれる光 ドアの向こうには輝く世界
少しだけ勇気を出せたなら あとはいくらでもなんとでもなるよ
理想とは少し違っても それが選んだ道なんだよ
歩き続けなきゃ見えないよ 描いた夢の本当の姿

さぁ冷たいノブを握り締めて 目の前の扉蹴破るんだよ
考える前に進みなよ あとはいくらでもなんとでもなるよ
憧れが姿を変えても 君の意思は変わらないだろう
笑えない日々が積み重なって やっと未来へと届くんだよ


さぁ一歩を踏み出して 扉はもう開いているよ
怖いのは最初だけだから 扉はもう開いているよ
さぁ一歩を踏み出して 扉はもう開いているよ
君ならきっとたどり着くよ 扉はもう開いているよ


自由詩Copyright 1486 106 2009-07-30 01:38:43
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