春の殺人者
ねろ

つむじ風 ふらふらり。
徒歩、徒歩、と泣く
みじかく息を吸えば吸うほど
僕の胸は最大浸透圧に耐えられなくなって

空が広いのはなぜですか

隠してる命のその数か
真綿に首を絞められているみたいになって

どこまでも どこまでも流れ着きましょう

大好きということ例えばそういうことなら

このまま流れ落ちて。


自由詩 春の殺人者 Copyright ねろ 2009-05-29 17:35:56
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