無言

いつか本当の
「もうやめて」
が聴けると思って

何度も何度も
手首を滑った
白くて赤い線

やっとで
気づいた
本当の孤独

それは
孤高に独歩せねば
ということ

批判も
賞賛も
共感も

サヨウナラ


自由詩 無言 Copyright  2009-05-09 00:46:43
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