超現実
完食

歩いて走って地の果てまでも! と思い描いた青春を思い出す、悪夢
現実は地平線さえ見えない見えない見えはしない そんな話が俺の人生

(夕陽が落ちる頃に目が覚める)

プール開き! クラス替え!
あらゆる希望が夢の中を飛び交って
六畳間、白熱灯、
          落ちて行った

(朝日が昇る頃に眠くなる)

才能はない ないんだ、確かに、ない
かと言って俺の中には努力もない、する気もない ないんだ!
だったら、俺には一体何がある? 何もない、ないんだ

(昼は眩しいので布団に籠るよ)

アイ、ユメ、ラッヴ 俺の部屋には あらゆるモノがないけれど
現実が いつもドアを叩いてる 賑やかな、部屋さ


自由詩 超現実 Copyright 完食 2009-02-25 09:46:08
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