白と嘘の 黒と嘘の
虹村 凌

限定解除!!止まれない回遊魚達
ペンを投げるのは死ぬ時だ
限定解除!!止まれないPankSter
ノートを燃すのは死ぬ時だ

生きる事は 日々を告白する事だとも
生きる事は 苦しむ事だとも思わない
ただ 穴の空いたスニーカーで歩き廻り
シガァを燻らせては 何かを見つける

今はアグレッシブなのに 明日はネガティブかも知れない
その理由がわかるかい?
何処まで歩いてみても明日が見えない とか
黄色い肌に紅い痕をつけて泣いた とか
あぁ 言葉が輝き出すんだ
朝を迎える孤独や
誰かに哂われ コケにされて 火あぶられる痛みを
記憶のドアまで 走らせる それでも
言葉は滲んで 広がって いってしまう
言葉は溢れて 弾けて いってしまう

もしも マチに色が無いのなら
見捨てられた裏通りを覘く
もしも 作者のココロが知りたいのなら
文と文の間ー行間ーを読む
もしも このウタに色が無いのなら
白と黒のスキ間を読んでくれ
もしも このウタに嘘があると思うなら
そのウソとウソの行間を読んでくれ

輝き続けるコトバを引っさげて
止まれない俺は バムの隣で刻み続けている


自由詩 白と嘘の 黒と嘘の Copyright 虹村 凌 2004-08-04 00:53:29
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