かたちから逃れるもの
本木はじめ



Qとゆう文字が好きだよ寝転んでひととき青い果てをむさぼる



チェックメィッ(ト)まもなくぼくははがされる壁の写真のように真死角



球体を抱きしめながら沈む沼ちょうどあなたのような輪郭



夢でした、それでエンドのものがたり 肢体は四方にひきちぎられて



そしてああ、気づいてしまう誰でもない誰でもないのが僕なのだとか



水面に映るばしゃばしゃ、きらきらがぼくらを映して濁流となる





短歌 かたちから逃れるもの Copyright 本木はじめ 2008-08-19 03:44:11
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