寝言
鎖骨


眠った夜の後に
覚める朝が来て
起きて歩いて
飲んで食べて考えて
歩いていく、外へ
あとは
見て聞いて話して読んで書いてとにかく何かをして
何もないをしない気付かないために
それがいっそうに
堪えるようになる
のに
 




待つだけ
何をしたとしても
受け入れる
認める
ための
準備
と云う
それを聞く
聞いた
両目と口周りの筋肉だけ
笑う 





おやすみなさい
明日も晴れて
きっと夕立に濡れるでしょう



自由詩 寝言 Copyright 鎖骨 2008-07-29 01:40:08
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