がらんどう
FUBAR

そこから
すべてがなくなりつつある

流しの前に立つもの
窓からの鋭い陰が
刺すように滑る
残されたのは
貴重品、
だったという塩

たぶん、
きっと、
大丈夫
ふりかけてみれば
もう少し
もうちょっと だけ


自由詩 がらんどう Copyright FUBAR 2008-07-16 06:09:18
notebook Home 戻る  過去 未来