14と16の境界
士狼(銀)


通過する――14時前の平日がトンネルの隅で俯いていた


14時は疎らで誰もが15時が来るのを知ってる。僕は迷子だ。


明日には会えない気がした。15時の駅で降りた足元の風、


15時は昼だと思うし16時から夕方なのは僕の勝手


右耳のイヤホン・路線図・白昼夢・無関心な16時過ぎ



短歌 14と16の境界 Copyright 士狼(銀) 2008-06-21 23:13:28
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