朝陽
海野小十郎

 朝陽

ご来光輝く
太陽が輝きをます
御神の顔、いっそう輝きて
御神の神殿は如何ならむ
この窓に、この窓辺に
神を誉む花を絶えさじ

紅葉の木,来光の光
小鳥飛び交い
枝の間より祈れり
世の幸と、この家に
光留まりて去らず
とわに祝福したまえ

黒き雲ふえて
来光は隠る
心に憂い
輝きたまえ
輝きたまえと願えば
また一つ、いっそう輝けり


自由詩 朝陽 Copyright 海野小十郎 2008-04-01 13:09:40
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