永遠と孤独についての考察
黒子 恭

 
ハスキーな瞳の夢を抱いて寝る執行猶予がきれる前の日
 
エイエムと言う名の午前に永遠と言う名の嘘に呑み込まれそう
 
街灯に群がるみんな寂しがり だからそんなに独りなんだな
 
 
太陽に憧れたんだトビウオの翼を誰か僕に下さい
 
 
逃げ出した影捕まえて抱きしめてもう離さないと言ってる孤独
 
 
蜃気楼ゆるんだ隙に飛び込んで少年は夢の中で息する 
 


短歌 永遠と孤独についての考察 Copyright 黒子 恭 2008-01-13 11:25:31
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